講師
東京都生まれ。国文学科卒。大学では上代文学のゼミに在籍。
国語教員を目指し学生時代より講師のアルバイトを始め、以来20年、個人塾、個別指導塾、国語専門塾などで小学生から高校生までの指導にあたる。
講師の似顔絵とネコの絵(生徒が描いてくれました)
子どもや保護者の声
- 私の話をよく聞いてくれて楽しいです。(生徒)
- 見た目が若い!(生徒)
- 共働きの事情を考慮していただいて、先生には子供の面倒をよく見ていただき感謝しています。(保護者)
- 私が子どもの勉強を見ても、すぐにケンカになってしまうけれど、先生に見ていただくと素直に言うことを聞くので、精神的にもとても感謝しています。(保護者)
理念
はじめに
国語は、すべての教育の基本です。
漠然と思い感じるだけでなく、正しく文字にしたり、話したりすることで、自己や他者の思考を認識すること、それが国語力です。国語力とは、生きていく力そのものです。
私は国語教育を通して、子どもたちが自分らしく存分に生きられるよう、その成長をお手伝いできればと願っています。「待つ・聴く・ほめる」を大切に、子どもたちと学びあえる教育を、日々実践しています。
4〜5年生で成績が落ちるのはなぜか
高学年になって“国語を何とかしたい”とお見えになる親御さんのほとんどは、「4年生後半くらいから文章が難しくなったせいか、急に(塾での)成績が落ちてきた。」とおっしゃいます。
特に3年生頃までは、子どもたちの体験や生活の延長にある文章が多いため、理解しやすく、さほど考えずに「感覚的」に答えても正解できます。しかし、本来は「論理的」に答えなくてはなりません。文章を分析しながら読み、設問に対する根拠を見つける。その訓練が必要なのです。
成績を上げるために 〜子ども特有の5つの解きグセ〜
間違った回答をした子どもに、なぜその答えにしたのか尋ねてみると、大抵の子は筋の通った説明をします。回答には、その子なりの理由があるのです。
しかし、その理由が間違っていることに気づけない(指摘されない)ので、なぜ不正解なのか分からないまま、不満だけが残ります。
このように間違ってしまうのは、子ども特有の「解きグセ」があるからなのです。
子ども特有の5つの解きグセ
- ① 読んだつもりグセ
- 本人は端から端まで読んだと言うが、実は所々すっぽり抜けている。活字を追っただけで文脈を把握していない。また、数行読み見飛ばしていても気がつかない子どもも少なくない。
- ② 拾い読みグセ
- 読むのが面倒、嫌いという理由で、傍線部や空欄の前後だけを読んで、平気で回答してしまう。
- ③ 自分勝手な想像グセ
- 特に物語で、文中には書いていない状況を無意識に想像し、盛り込んでしまう。
- ④ 自己中心グセ
- 「登場人物の気持ちや筆者の意見」を問われているのに、「自分の気持ち、自分の意見」で考えている。
- ⑤ 解釈違いグセ
- 精神年齢が幼い、または語彙不足などの理由で間違った解釈をしてしまう。
ほとんどの子どもたちは、上記のような「クセ」を複数持ち合わせています。この「クセ」を直し、なぜ答えが違ったのかを気づかせることが、国語の成績アップ、自信へとつながります。
家庭教師、少人数授業にこだわる理由
集団授業の場合、各々の「解きグセ」に対応しながら授業を進めることは難しく、一方的な解説になりがちです。その子の「解きグセ」に合わせて、一問一問理解を進めていくことが重要です。
このため当教室では、「家庭教師・個人指導」または、3名までの「少人数制クラス」に限定しています。